簡単にこにこ稽古要諦
太極拳をお稽古するときに、特に心して行うといいですよ~というポイントを四文字で表した稽古要諦があります! 知れば知るほど太極拳が楽しくなる魔法の4文字。
にこにこ太極拳では、
太極拳24式を、一通り踊れるようになった頃から、少しづつ、お稽古にプラスオンしていただいています。
「初めての稽古要諦、初心者の方向けに、超簡単な解釈」をと考え、「簡単にこにこ稽古要諦」と名付け、お伝えします!
私は、一通り24式が演舞できるようになった頃、師匠に頂いた一冊の本を読んで、稽古要諦の魅力にはまり、東京まで「稽古要諦の講座」に、わくわく通っていました。
知れば知るほど奥の深いものですから、逆に、初心者のが、稽古要諦まで心してお稽古に臨むのはとても難しいことです。
指導者の先生によって指導方針が若干違うかもしれませんが、稽古要諦を意識することは、太極拳のお稽古をする上で、必要ですので、時期とタイミングを見ながら、ぜひ、学んで見ましょう。
【にこにこ太極拳の稽古要諦ルール】
1年目の方は、24式を一通り覚えることに、意識が集中していますので、稽古要諦があるってことだけ、知っておきましょう。
2年・3年/初伝 の方は、にこにこ稽古要諦を お稽古の中で、実践してみましょう
□ 稽古要諦を書いてみる
□ 4文字から、自分なりに何を言っているのかイメージしてみる
□ にこにこ稽古要諦の解釈を、対の24式に当てはめ、動いてみる
□ にこにこ稽古要諦を、1式から24式すべてに当てはめながら、演舞しましょう
4年目以降の方、中伝・奥伝、指導員、準師範の方々は、
たくさんの本が出版されていますので、稽古要諦の解釈を深めましょう
私のおすすめは、師匠から頂いた「幸せを呼ぶ 楊名時八段錦・太極拳」(海竜社)です
2525AIBAのブログにも、記事があります
ご覧下さい♥
簡単にこにこ稽古要諦
1 気沈丹田 気を丹田に!
2 心静用意 意識して心静かに!
3 沈肩垂肘 肩を沈め 肘垂らす
4 身正体鬆 ソン=ゆるめる
5 内外相合 呼吸と体の動きを合せる
6 由鬆入柔 力を抜く 楽ちん
7 上下相随 上半身と下半身を合わせる
8 孤形螺旋 こ らせん で動く
9 主宰於腰 主宰は腰
10 中正円転 背骨が軸で円で動く
11 尾閭中正 尾骨を正しく
12 源動腰脊 動きの源は腰と脊髄
13 含胸抜背 胸膨らまし背中ゆるめる
14 脊貫四梢 脊髄から両手足の先まで神経を通す
15 虚領頂勁 頭からっぽ
16 三尖六合 手足鼻の先を一直線
17 呼吸自然 自然に呼吸する
18 速度均匀 いつも同じ早さ
19 分清虚実 虚と実を分ける
20 胯与膝平 クワと膝が平ら
21 動中求静 動きの中に静けさを求る
22 眼随手転 手の動きを目で見る
23 剛柔相済 骨と筋肉が助け合う
24 手与肩平 前に出す手は肩の高さ